こんにちは、ぞのちゃんです。
お風呂の床や浴槽のフチ、シャンプーラックの下などに、白くてカチカチの塊がついていませんか?
クエン酸でパックしても、スポンジでこすっても落ちない…。
それは、何か月も、何年もかけて積み重なった「頑固な石鹸カス」です。
ここまで固まった石鹸カスは、洗剤だけで溶かそうとするより、洗剤で柔らかくしてから「削って落とす」ほうが早くキレイになります。
まだうっすら白い程度の軽い石鹸カスなら、こちらの記事の方法で落とせます。
真っ白な石鹸カスをカンタンに落とす方法!石鹸カスに悩まされなくなるコツ
頑固な石鹸カスの正体
石鹸カスには2種類あります。
| 種類 | 正体 | 落とし方 |
|---|---|---|
| 酸性石鹸 | 皮脂と石鹸が混ざったもの。黒っぽくヌルヌル | アルカリ性・中性の洗剤 |
| 金属石鹸 | 水道水のカルシウムなどと石鹸が結びついたもの。白くカチカチ | 酸性の洗剤+削る |
白くて固い石鹸カスは「金属石鹸」で、ここに水垢も重なっています。時間がたつほど固くなり、クエン酸くらいの弱い酸では歯が立たなくなります。
準備するもの
- 石鹸カス・水垢用の酸性洗剤
- 石鹸カス用のヘラ(スクレーパー)
- ラップ
- ゴム手袋・保護メガネ
削るなら石鹸カス専用のヘラ「根岸棒」
掃除のプロ向けの道具や洗剤で知られる「錫村商店」の「根岸棒(ねぎしぼう)」は、浴室の石鹸カスを削り取るための専用ヘラです。洗剤で柔らかくした石鹸カスを、こそげ落とすように使います。
石鹸カスを柔らかくする酸性洗剤
石鹸カス専用の酸性洗剤なら、同じ錫村商店の「風呂ズバッ」があります。
清掃の現場から生まれた「技・職人魂」シリーズには、カルシウムの白い汚れ専用の「カルシウム汚れ職人」もあります。
頑固な石鹸カスの落とし方
①表面の水気を拭き取る
水が残っていると洗剤が薄まってしまうので、乾いた状態で始めます。
②酸性の洗剤を塗り、ラップでパックして15〜30分置く
ラップで覆うと洗剤が乾かず、固い石鹸カスの奥までしみ込みます。置く時間は商品の表示に合わせてください。
③柔らかくなった石鹸カスをヘラで削る
ヘラを寝かせ気味に当てて、少しずつ削り取ります。力を入れすぎず、何回かに分けて削るのがコツです。
④残った薄い汚れを、スポンジやブラシで落とす
⑤シャワーで洗剤をしっかり流し、水気を拭き取る
一度で取りきれない厚い石鹸カスは、②〜③をくり返してください。
※塩素系の洗剤と酸性の洗剤は、絶対に一緒に使わないでください。続けて使うときは、しっかり水で流してから使ってください。
場所ごとの注意点
- 浴槽…人工大理石やコーティングされた浴槽は傷がつきやすいです。ヘラは軽く当て、目立たない場所で試してから使ってください
- 蛇口・シャワーまわりの金属…酸性の洗剤を長時間つけると、メッキを傷めることがあります。短時間で流してください
- 天然石・大理石…酸で表面が溶けるので、酸性の洗剤は使わないでください
- 鏡…鏡のウロコは別の方法がおすすめです
鏡のウロコの落とし方は、こちらの記事で紹介しています。
お風呂の鏡のウロコ(水垢)の落とし方|クエン酸で落ちない白いくもりを取るプロの方法
石鹸カスを再発させないコツ
- 入浴後に、壁や床の泡をシャワーで流す
- スクイージーで水気を切る…水道水のミネラルが残らないので、石鹸カスや水垢が固まりにくくなります
- 週に1回、クエン酸スプレーで軽くリセット…薄いうちなら簡単に落ちます
よくある質問
Q. 重曹でこすっても落ちませんでした。
重曹は弱いアルカリ性なので、白くて固い石鹸カス(金属石鹸)にはあまり効きません。酸性の洗剤で柔らかくしてから削ってみてください。
Q. ヘラの代わりにカッターの刃を使ってもいい?
金属の刃は浴槽や床に深い傷をつけ、ケガの危険もあるのでおすすめしません。浴室用の樹脂製ヘラを使ってください。
Q. 石鹸からボディソープに変えれば石鹸カスはできない?
ボディソープやシャンプーでも石鹸カスはできます。量は減ることもありますが、入浴後に流して水気を切る習慣が大切です。
固まった石鹸カスは「柔らかくして削る」
クエン酸で落ちない頑固な石鹸カスは、酸性の洗剤でパックして柔らかくし、ヘラで削り取るのがいちばん早い方法です。
年末の大掃除で一度リセットして、新しい年を気持ちのいいお風呂で迎えてくださいね。
お風呂のほかの汚れの落とし方は、こちらのまとめ記事からどうぞ。
お風呂掃除まとめ|カビ・水垢・鏡のウロコ・ピンク汚れ別の落とし方【清掃のプロが解説】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




