こんにちは、
夫婦でアートが大好きな、なかちゃんとぞのちゃんです。
先日、宮崎県立美術館の【ウィリアム・モリス展覧会】と【たのしむ美術館展】に行ってきました。
はじめて宮崎県立美術館に行ってみたんですけど、めちゃくちゃカッコイイ造りで、かなり楽しめる美術館だったので、宮崎県立美術館の素晴らしさや美術館周辺の見どころを紹介していきます。
【宮崎県立美術館】は岡田新一さん設計でめちゃくちゃカッコイイ
宮崎県立美術館の設計はあの有名な【岡田新一】さんです。
こちらの設計で【日本芸術院賞】を受賞されたそうです。
岡田新一さんはこの宮崎県立美術館のほかにも、あの最高裁判所や、北海道立三岸好太郎美術館、宇都宮美術館、岡山県立美術館といった美術館も多く設計されています。
それ以外にも、数多くの病院や図書館などたくさん設計されていらっしゃいます。
こんなにカッコイイと、ほかの建築物も見にいってみたくなります。
大空を目指しつつ、上へ上へと積み重なっていく感じがめちゃくちゃカッコイイですよね!!!
入り口の頭上のこの角度、めっちゃ気に入ってます。
美術館に入る前から興奮しちゃってて、めっちゃ鼻息が荒かったと思います。
【宮崎県立美術館】は気持ちの良い自然や子供も遊べる広場に囲まれている
美術館の周りには自然もあふれていて、子供たちがわいわい遊べる広場や噴水もあります。
休日に親子で訪れて、おもいっきり遊ぶのも良さそうです。
その中に作品も紛れ込んでいて、
アメリカの彫刻家ジョージ・シュガーマンの作品【イメージズ・オブ・ミヤザキ】もあります。
宮崎県の自然を象徴的に表現した彫刻です。
美術館の外観はカッコイイし、周りも楽しさで溢れているし、館内に入る前から相当楽しめちゃいます。
アルナルド・ポモドーロの作品【大きな船首】に興奮!
館内に入ると、すぐ目の前にアルナルド・ポモドーロの作品【大きな船首】が堂々と展示してあり、どの角度からのぞいても光り輝いて見え、うっとりちゃいました。
どういう作りになってるの?って作品の周りを何周もグルグル回っちゃいました。
あいにく、その作品は撮影NGだったので写真はありませんが、【たのしむ美術館展】の方でもアルナルド・ポモドーロのもう一つの作品があって、めっちゃテンションが上がり、またもやグルグルと作品の周りを回りながら眺めちゃいました。
時期によって、ロビーの展示作品の位置も移動したりするのでしょうか?
アルナルド・ポモドーロの作品はカッコイイし、力強さも感じられるし、またお会いしたい作品だな〜と思いました。
英国風景とともにめぐるデザインの軌跡【ウィリアム・モリス】
ちょうど宮崎県立美術館を訪れたとき、【ウィリアム・モリス】の展覧会が開催されていました。
【ウィリアム・モリス】(1834~1896)は19世紀のイギリスにおいて、デザイナーだったり思想家だったり詩人だったり、多方面で精力的に頑張っていたお方で、聖職者になることを志し、オックスフォード大学に入学するほどめっちゃ天才だったようです。
でも、友人とのフランス旅行をきっかけに芸術家を目指すようになったそうです。
モリスのデザインは、ほんと優雅で、観覧に来られていた方々もどことなく優雅で落ち着きのある女性が多かったように思います。
わたしは全然優雅で落ち着きがある女性ではないですが・・・
間近で観るモリスのデザインは、とにかく優雅だし、優しさもあるし、多くの女性が憧れる世界観がスゴイです。
美しい壁紙や家具などがおよそ100点ぐらい展示してあって、モリスのデザインの楽しさや、モリスの芸術と生活の融合を目指した世界観をたっぷり味わえる内容でした。
モリスが過ごした英国の風景や住まいの紹介もあり、モリスのデザインの原点やモリスがどんな人生を歩んだのかも知ることができ、さらにモリスのファンになりました。
展示してあった作品の中でも、落ち着いたデザインの【マリーゴールド(青)】が夫婦で気に入って、我が家の壁紙かカーテンを【マリーゴールド(青)】にしてみたいな〜って思っちゃいました。
どんなに月日が流れても、たくさんのファンが憧れて愛し続けるモリスの作品は、ずっと眺めていても飽きないし、ずっとそこにいたいぐらいです。
モリスの作品に包まれた暮らし、めっちゃ憧れちゃいます。
様々な視点から鑑賞を楽しめる【たのしむ美術館】
【ウィリアム・モリス】展覧会と同時に、【たのしむ美術館】も開催されていました。
パッと見ではわからないけど、ヒントを手掛かりにじっくり覗き込み考えこまないと作品の世界に入り込めない作品がたくさん展示してありました。
オスカル・ドミンゲスの作品【地獄の機械】
難しすぎて理解に苦労したというと、いまだに何をどう表現しようとしているのか謎です。
フランシス・ピカビアの作品【イオ】
いくつも顔が重なっています。
それ以上、知能の低いわたしにはよくわかりません。
でも、こういう作品好きです。
ヴァレリアーノ・トルッビアーニの【危険な湖の移動】
何が危険なんだろう?って思いながら作品の後ろに回ってみると、わかりました。
サメがカバさんと鳥さんにそーっと近づいてきてます。
恐ろしや〜です。
そのほかにも、たくさん面白い作品が展示してあって、かなり楽しめました。
宮崎出身の画家【瑛九】さんのコレクション展も開催中
宮崎県宮崎市出身の画家【瑛九】さんの作品を集めたコレクション展も開催されていました。
作品名【まつり】
カラフルな水玉がいっぱいです。
水玉の女王、草間彌生さんが大好きなわたしは、水玉がとにかく好きです。
作品名【田園B】
めちゃくちゃ細かな無数の点で描かれている作品です。
瑛九さんが夢中になって描く様子が思い出され、息遣いまでもが伝わってくる感じです。
スゴイ迫力です!!!
瑛九さんは48歳という若さで亡くなってしまいましたが、戦後の日本の前衛美術に多大な影響を与えたそうです。
宮崎からこんなに偉大な芸術家がいたことに誇りを感じちゃいます。
宮崎県立美術館では、宮崎出身の瑛九さんのコレクション展を何度も開催されています。
瑛九さんのファンにとっては、めちゃくちゃたまらない空間だと思います。
【宮崎県立美術館】利用案内・アクセス・周辺情報
宮崎県立美術館の開館時間は、10:00~18:00(展示室への入室は17:30まで)です。
休館日は、月曜日です。
月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館となります。
年末年始も休館になります。
観覧料は、コレクション展は観覧無料です。
宮崎県立美術館は、図書館や芸術劇場(メディキット県民文化センター)など県の文化施設が集まる宮崎県総合文化公園の敷地内にあります。
なので、車の駐車は宮崎県立総合文化公
ちなみに、こちらの駐車場は無料です。
宮崎県立美術館が発表しているアクセス方法は以下になります。
□JR 宮崎駅から
• 「西1番のりば」発の宮崎交通バス4分、「山形屋前」で下車し、「宮交橘通支店前」(交番近く)で「文化公園」「古賀総合病院」「国富」「綾」「酒泉の杜」行等に乗換え9分、「文化公園」または「文化公園前」下車すぐ
• 「西2番のりば」発の宮崎交通バス(「古賀総合病院」「綾」「酒泉の杜」行)14分、「文化公園前」下車すぐ
• タクシーで約15分
□JR 宮崎神宮駅から
• タクシーで約5分、徒歩で約20分
□宮崎空港から
• 「1番のりば」発の宮崎交通バス11分、「宮交シティ」で下車し、「3番のりば」で「古賀総合病院」「国富」「綾」「酒泉の杜」行等に乗換え20分、「文化公園前」下車すぐ
• 「JR宮崎空港駅」発の列車10分程度、「宮崎」で下車し、JR宮崎駅からの案内と同様
• タクシーで約30分
□宮崎西ICから
• 車で約15分、宮崎ICから 車で約20分
と、お分かりのように、宮崎県立美術館は自動車がなくては正直行きづらいところにあります。
宮崎県立美術館の周辺には様々な観光地もあるので、美術館だけではなく、いろんなところへ足を運んで楽しんでみても良いと思うので、車で来られることを個人的にはオススメします。
宮崎県立美術館から車で2分ぐらいのところには、【宮崎神宮】もあります。
広い敷地で、大自然に囲まれた【宮崎神宮】では、神々のパワーを全身で感じることができます。
また、すぐ近くには美味しいスイーツを楽しめるカフェもあります。
【ル・カフェ・デュ・ボヌール】では、スイーツのテイクアウトができるし、店内で食べる場合は旬のフルーツをたくさん使って可愛くデコレーションしてくださいます。
これから秋を迎え、芸術に触れる方や、食を楽しむ方も多くなると思います。
ぜひ、宮崎を訪れ、宮崎の芸術と食を思う存分満喫してみてください。
今回はこの辺で終わりにします。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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