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長期入院中の自宅はどう守れば良い?退院後安心して帰れる自宅の保ち方

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こんにちは、ぞのちゃんです。

今年の夏、離れて暮らす母が1週間ほど入院したんですけど、入院前の母は入院に必要な物をそろえつつ、父が生活しやすいように様々な準備をしていました。

日用品が切れて困らないように多めに補充したり、ペットのご飯もわかりやすくメモを書いて準備したり、掃除ができなくなるのでいつもより掃除を入念にしていたようです。

母は1週間ほどで無事に退院し、無理なく生活できるほどに回復し元気に体が動くので安心ですが、高齢で体がうまく動かない方が入院となるとそうはいかず、なにかと大変だと思います。

先日、一軒家に住む一人暮らしの80代のおばあちゃんが入院のためしばらく家を留守にしていた結果、相当家がひどく汚れてしまっていて生活できない状態になり清掃の依頼がありました。

しかし、生活できないぐらいの状況になってしまう前に、入院前にできることがあったと思うんです。

でも、依頼主は一人暮らしの80代のおばあちゃんなので、出来ることと出来ないことがあるのは当然です。

無理のない範囲で入院前にやれることをやれていれば、退院後の暮らしで苦労せずに済みます。

今回は【長期の入院の前にやっておいた方が良いこと】と【留守中でも安心できる自宅の管理の仕方】を紹介していきます。

目次

長期入院する前は自宅の【片付け】と【掃除】をしておいた方が良い

長期の入院後、「やっと我が家に帰れるー!」と楽しみに自宅に帰ってみるとビックリする状況になっている可能性があります。

それは、捨てられずにいたゴミが恐ろしいほどの異臭を放っていたり、水回りからも不快な臭いがしているという状況です。

また、入院前には汚れていなかったはずのものが、なぜか汚れていることもあるかもしれません。

なので長期入院する場合は、ある程度物を片付けて掃除をし、清潔な家にしておいた方が良いです。

キッチン周りのゴミはすべて捨てよう

キッチンの周辺には食材や食べカスといったゴミを一切残っていない状態にした方が良いです。

なぜなら、そのゴミが悪臭の原因になってしまったり、虫がウジャウジャ発生する原因にもなってしまうからです。

でもそれらの問題は、ゴミをなくし、キッチンの拭き掃除をすることで防げます。

あと、冷蔵庫は電源を切り、冷蔵庫の中には何も入っていない状態にして拭き掃除をしておいた方が良いです。

掃除のあとは扉を開けたままにして、中までしっかりと乾燥させればカビは発生しません。

もしキッチンに生ゴミが溜まってしまい、ゴミ出しの日に出せない場合は、冷凍庫で保管しておく手もあります。

冷凍庫に生ゴミを入れておけば腐らずに臭いも気になりません。

退院して戻ってきたら捨てるって感じですね。

キッチン周りには食材や食べカスなどゴミが一切残っていない状態にしてみてください。

その他のゴミも、捨てておいた方が良いです。

排水溝から虫が発生しないようにフタをしよう

長い間水を使わないと、排水トラップの水が蒸発してしまい虫が出てくる可能性があります。

想像しただけでも鳥肌立っちゃいますよね。

排水トラップには水が必要です。

排水トラップの水が蒸発してしまわないようにするには、排水トラップに十分に水を入れて排水溝にフタをしておくと良いです。

排水溝にどうやってフタをするのかというと、お皿などでカポッとフタをしてその上に何か重しになる物を置いておく、これだけで良いです。

隙間ができてしまう場合は、新聞紙やキッチンペーパーなどで隙間を埋めると良いですよ。

退院して我が家にやっと帰ってこれたのに、いつの間にか虫が住み着いてしまってるなんて想像したくないですよね。

排水溝にはフタをしてみてください。

となると、トイレの便座のフタもしっかりと閉じた方が良いですね。

簡単なことなのですぐにできるはずです。

ぜひ排水溝にはフタをしてみてください。

自分では片付けや掃除ができない場合

入院前に自分で自宅の片付けや掃除ができない場合もあると思います。

体が思うように動かなかったり、自分だけでは大変だな〜って場合は、家族に手伝ってもらったり信頼できる人に手伝ってもらうのもアリです。

それも無理なようなら、【留守宅管理サービス】に留守中の自宅の管理を依頼してみるのも良いです。

1回あたり2時間程度【留守宅管理サービス】に自宅にきてもらい、郵便物の整理、家の換気・通水、屋内の掃除、窓拭き、庭の掃除、外回りの点検などをしてもらえるサービスがあります。

人が定期的に管理しにきてくれることで、防犯対策にもなりますよね。

急に長期の入院が決まってしまったりすると、自分では自宅の片付けや掃除なんてできませんが、こういったサービスを利用することで家族に余計な負担をかけずにすんだり、退院後も安心できますよね。

退院後は安心して自宅に戻れるようにしよう

どんな状況で入院し、どのくらい長く自宅を空けてしまうことになるかは人それぞれですけど、退院するときは安心できる我が家に帰りたいはずです。

そのためには、入院前に片付けや掃除をある程度しておくことで、元の暮らしにスムーズに戻りやすくなります。

「やっと退院できた〜!」と喜んで我が家に帰っても、久しぶりの我が家が悪臭でひどかったり見覚えのない汚れが増えているとか最悪ですよね。

そうならないためにも、完璧にする必要はありませんが、ある程度衛生面を整えてみてください。

今回は以上です。

この記事が、長期入院し退院後安心して自宅に戻れるように参考になると嬉しいです。

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この記事を書いた人

宮崎県高原町という田舎で、創業44年のお掃除の会社 有限会社クリンシアを経営している、中堂薗孝二と中堂薗歩美です。
中堂薗と書いて「なかどうぞの」と言います。
夫の方を「なかちゃん」、妻の方を「ぞのちゃん」と気軽に呼んでもらえると嬉しいです。
なかちゃん激似の母親が創立した会社を、なかちゃんが30歳のとき2代目として引き継ぎ、今年で10年経ちました。
なかちゃんは、「病院清掃受託者責任者」「清掃作業監督者」「清掃作業従事者研修指導者」「建設物環境衛生管理技術者」といったさまざまな資格を持っています。
その一方、ぞのちゃんは結婚当初、掃除が苦手で、清掃現場での清掃経験ゼロ、資格なしで会社の中でも落ちこぼれで足を引っ張る存在でした。
それでも、2015年から掃除を鬼勉強しはじめ、暮らしに取り入れやすい汚れの落とし方や、洗剤の便利な使い方などをSNSで情報発信し続けてきたことで、清掃業界の専門誌「ビルクリーニング」から執筆の依頼がきたり、他業種からも掃除方法の執筆依頼を受けるようにもなりました。
住まい・暮らしの情報メディア「LIMIA」では、ランキングユーザー部門1位を獲得したり、掃除用品のネット販売だけで、毎月100万円以上の売り上げを出しています。
また、お菓子作りやパン作りも好きでよく作っているので、掃除ネタだけでなく楽しいレシピなどもたまに紹介していきます。
様々な方向から、暮らしに役立つ情報を執筆していきますので、どうぞよろしくお願いします。

【有限会社クリンシア】〒889-4412 宮崎県西諸県郡高原町大字西麓335−2 TEL:0984-42-1972

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