こんにちは、ぞのちゃんです。
創業43年の掃除会社で4年ぐらい働いています。
この4年の間に、掃除に悩む様々なお客様に出会ってきました。
「自分で掃除してみたけどやっぱりきれいにならなくて、あなたのとこにお願いするわ!」ってお客様も多いです。
その中でも、エアコンの掃除はお客様自身が自分で掃除するのはなかなか難しい分野です。
夏に頻繁に使ったエアコンの内部はカビが繁殖しやすく、きれいに掃除されていない状態のエアコンで冬に暖房を使用すればカビや菌を撒き散らすことにもなります。
安心できる暮らしを送れるように、今回は【無理のない自分でできるエアコンの掃除】についてまとめてみました。
この記事が、これからエアコンをきれいにしてみようかなって思っている方の参考になれば嬉しいです。
エアコンには自分では掃除しない方が良い部分もある
こんなこと言っちゃうと、「え?なんで?」って思われちゃうかもしれませんが、自分でエアコンを掃除するのはやめた方が良いです。
といっても、簡単に取り外せるフィルターについたホコリは掃除機で吸ったり、表に見えていてこすって落とせるぐらいの汚れなら自分で掃除した方が良いです。
定期的に月に1回ほど掃除できるとめちゃくちゃ良いです。
しかし、それ以上にエアコンを分解してまで掃除するのは、デメリットが多すぎるのでオススメしません。
市販のエアコンクリーナーがあるんだから掃除しても良くない?って思われる方もいらっしゃるかと思いますが、デメリットがあるってことも理解してから使用していただきたいです。
また、自分でできるエアコン掃除の仕方を紹介されている記事などを見かけることもありますが、ほんとに役に立っているのかは微妙です。
なぜなら、自分でできる範囲だけを掃除するならまだ良いとは思いますが、人それぞれ器用だったり不器用だったり、知識があったり知識がなかったりなので、あの人がこう説明してるから自分にもできるとは限りませんよね。
掃除する前に、周りが汚れないように養生したり、内部まできれいにするために細かく分解したり、また掃除が終わったら元の位置に部品を組み立て直したりする必要もあります。
うまく元通りに組み立て直せないと、エアコンもうまく動きません。
また、知らず知らずのうちに、エアコンクリーナーを故障につながる部分にスプレーしてしまう恐れもあります。
高い金額を払うのがもったいないから自分でした方が安上がりで良いって考える方もいらっしゃいますが、ほんとにそれで満足いく暮らしを送れるかは保証できません。
自分でエアコンの分解はしない方が良い
エアコンの内部まで掃除するには、エアコンを分解していかなければならないんですけど、分解はできても元の状態に戻すのがけっこう難しかったりもします。
掃除自体に時間はさほどかからなくても、エアコンの分解や元に戻す作業にかなりの時間が必要な場合もあります。
お掃除機能付きのエアコンなんて、めちゃくちゃ部品も多いのでかなり知識が豊富じゃなきゃ難しいです。
お掃除機能付きエアコンはそう簡単に掃除できるものではないんです。
だから、お掃除機能付きのエアコンのクリーニング料金は普通のエアコンより金額が跳ね上がるんです。
つい話が外れてしまいましたが、話を戻します。
一番伝えたいことは、エアコンを自分で掃除してみようって思っても、難しい分解まではしない方が良いってことです。
エアコンを分解してしまったばっかりに元に戻せないとか時間がかかってしまうとか最悪です。
エアコンの掃除をするときは無理をせずに、フィルターや表に見えている部分ぐらいの掃除で終わりにしておきましょう。
エアコンクリーナーは安易に使わない方が良い
手軽に手に入る市販のエアコンクリーナーには危険も潜んでします。
エアコンクリーニング業で働く方々も声をそろえて、エアコンクリーナーは安易に使用しない方が良いと言っています。
なぜかというと、
エアコンクリーナーはスプレーしたあと洗い流さないので、ホコリがそこにそのまま残った状態で目詰まりを起こしてしまうことがあるからです。
せっかく自分で掃除したのに、エアコンが逆に効きが悪くなったり、異音がし出したりしていては元も子もないですよね。
また、流れずにそこに残った泡がサビを引き起こす原因になることも考えられます。
あと、スプレーしてはいけないところにエアコンクリーナーがかかってしまう恐れもありますよね。
エアコンクリーニングの知識があれば、これは危険だからやめておこうってわかりますが、知識がない状態でエアコン掃除してしまうのは危険がいっぱいです。
エアコンの掃除は見える範囲だけするのもアリ
エアコンクリーニングを業者に任せてばかりだと費用がかかりすぎてしまいます。
ですが、自分でできる範囲の掃除をしておくことで、エアコン内部が汚れすぎてしまうことを防げたり、カビ臭いエアコンになるのを防ぎやすくなったりします。
自分でエアコンを掃除できる範囲は、フィルターについたホコリを落とすことや表に見えている汚れやカビを拭き取るぐらいだと思いますが、それだけでも十分に健康的な暮らしにつながりなります。
エアコン本体のパネルを上に上げるとフィルターが見えてきます。
フィルターって若干しなって取り付けられていることが多いので、取り外す時に壊れてしまわないか心配になっちゃう方もいるかと思います。
そういった方は、取り外さずにそのままの状態で掃除機でホコリを吸い取ったり、見えている部分の汚れを拭き取ってみると良いです。
慣れない人が無理して取り外そうとすると網目が崩れてしまったり、取り付けるときにうまくはまらなかったりもあるので、不安なときは無理に取り外す必要はないです。
フィルターを取り外せたら、お風呂場でフィルターの汚れをシャワーで洗い流したり、落としにくい部分はブラシでこすって落としていきます。
最後はしっかりと水分を拭き取り乾燥させます。
フィルターを乾燥させている間に、フィンのホコリを掃除機で吸ったり、吹き出し口の汚れを拭き取ったりしてみてください。
もちろん、表面の汚れしか落とせていないのでエアコンの内部にはまだまだ汚れやカビが残っています。
ですが、無理に内部まで掃除するのは難易度が高いので、失敗にもつながります。
自分で掃除が無理な部分は掃除のプロに任せて、失敗のないようにしましょう。
エアコンの内部は掃除のプロに任せれば失敗しない
エアコンの内部の掃除は、一般家庭ではなかなか難しいです。
無理に掃除しようとすれば失敗につながってしまいます。
せっかく高額のエアコンを買ったのに、自分で掃除してしまったばっかりに逆にエアコンの効きが悪くなってしまったり、取り付け方が悪くてうまく動かなかったり、カビ臭さが際立ってしまっては元も子もないです。
エアコンのフィルターや目に見える部分だけをきれいにしていても、エアコンの内部はカビの温床になっています。
使用頻度にもよりますが、たくさんエアコンを使った場合はエアコンの内部をエアコンクリーニングのプロに掃除を依頼してみることをオススメします。
健康的な暮らしのためにも、エアコンを正しい掃除できれいにして、気持ちよく過ごしていただけたらいいな〜と思います。
今回は以上です。
ありがとうございました。
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