茶渋をラクに落としつつ茶渋がつきにくくなる【茶渋落としの仕方】

こんにちは〜、ぞのちゃんです。

掃除会社で働くようになって、余計思うようになったことがあります。

それは、「プロなら汚れを落として当たり前」ってことです。

お客さんからそれなりの金額をいただくので、キレイにするのは当たり前ですよね。

けど、ただ落とすのではなく、素材にキズを付けずに汚れが再びつきにくくすることこそプロの技だと思っています。

で、キレイを維持できる掃除方法って何かな〜って考える訳なんですけど、【メラミンスポンジ】を使った茶渋の落とし方をしている人の多さに驚くことがあります。

ティーポットやマグカップなどって何度も使っていると茶渋が付いてきて、それを放置しているとなかなかキレイに落としにくくなってきます。

そうなったとき、100均やホームセンターなどで手軽に購入できる【メラミンスポンジ】であっという間にキレイにしている人も多いようですけど、わたしはあまりオススメしません。

なぜかというと、素材にキズが付くからです。

キズが付いてしまうということは、そのキズに汚れが入り込みやすくもなります。

こんな掃除方法で良いとは思いません。

そうならないように、今回は【素材にキズを付けずにキレイを長持ちさせる掃除方法】の紹介をしたいと思います。

この記事が、みなさんの茶渋落としの参考になり、キレイを維持しやすい暮らしづくりに役立ててもらえると嬉しいです。

メラミンスポンジの使い方

【メラミンスポンジ】って100均でもホームセンターでもどこででも手に入るし、お掃除にも使いやすいって思われる人も多いと思います。

そんな【メラミンスポンジ】は使用方法をしっかり守らないと汚れは落ちないどころか、お掃除しようとしている物にキズを付けてしまうことにもなりかねません。

【メラミンスポンジ】の正しい使用方法は

「水滴が滴り落ちるぐらいまでたっぷりと水を含ませ、その後軽く絞って使う」です。

ギュギュギュッと水分をしっかり絞って使うことはないようにお願いします。

キズを付けてしまうメラミンスポンジの弱点

【メラミンスポンジ】の使い方を説明しておきながら、弱点を言っちゃうのもあれなんですけど、実際は【メラミンスポンジ】は研磨スポンジなので、汚れを削りながら落とします。

目には確認しにくいレベルですけど、確実に細かいキズを入れながら茶渋を落としています。

茶渋の部分にだけ反応してくれれば良いけど、そうはいきません。

キレイにしたい物自体にも細かいキズを付けてしまっています。

素材によってはキズが付くので使用を避けたほうがいい素材があります。

浴槽や洗面台など、表面にツヤ出しなどのコーティング加工がされているものなどに使うと、せっかくのコーティング加工も一緒に削ってしまうことになります。

また、それらに細かいキズが付くだけでなく、そのキズに汚れが入りやすくなり汚れが目立ったり、汚れが落ちにくくなることも・・・

キズが入り続ければ、劣化も早まります。

だから、わたしは掃除にメラミンスポンジを使うことをオススメしません。

キズを付けない茶渋取りの仕方

大量の水の中に漂白剤を入れて漬けおきし、茶渋を落とす方法もありますが、漂白剤の臭いがキツくて、何度も水ですすぐ必要があったり、あまり漂白剤を使いたくないという人も多いと思います。

そんな人には、無臭のアルカリ電解水がオススメです。

その中でも、アルカリ電化水【クリアシュシュ 】はpHが13.1で、油汚れを落としたり除菌や消臭効果も高いんですけど、茶渋落としにも効果的です!

【ビフォー】

わたしが毎日のようにコーヒーや紅茶を飲んでいるマグカップです。

もっと近づいて見たのがコチラ

飲み口辺りは特に茶渋が付いちゃっています。

【掃除方法】

①まずは【クリアシュシュ】をマグカップの茶渋が気になる部分を中心にスプレーします。

②キッチンペーパーをマグカップに入れ、そこにまた【クリアシュシュ】をスプレーし湿布のように貼り付けます。

特に、素材がツルツルしているものはキッチンペーパーを湿布のように貼り付けることで、液がタラ〜っと下に流れ落ちていくのを防ぎ、洗剤が汚れにしっかり反応するようになります。

③しっかりとキッチンペーパーを密着され、数十分放置します。

なかなか落ちそうにないしつこい茶渋は、放置時間を長くしたり、①〜③を繰り返します。

④最後は柔らかいスポンジでこすり、水で洗い流します。

【アフター】

こんなにキレイに茶渋が落ちました。

飲み口辺りの手強そうな茶渋も、お掃除方法の①〜③を繰り返し、放置時間も長くすることでキレイになります。

大きな容器に液をたっぷり入れて、漬け置きして茶渋を落とす方法もありますが、液がもったいなかったり、シンクに水を張って漬け込むとなると漬け込んでいる間、シンクが使えなくなるので不便だと思います。

この方法は、一切素材にキズを付けることがない茶渋の落とし方なので、メラミンスポンジで茶渋を削るより長くキレイを維持できます。

落ちない茶渋にお困りの方は、どうぞお試しあれです。

まとめ

茶渋落としに【メラミンスポンジ】を使うことを全否定する訳ではありません。

でも、【メラミンスポンジ】を使えば、ラクに汚れを落とせているように見えるけど、素材にキズを付けてしまったり、すぐに茶渋がまたついてしまったりすると思います。

茶渋を落とすために何度も何度もキズを付けてしまうと、劣化も早まります。

物を長持ちさせたり、キレイを長く維持できるお掃除方法の方が、ステキな暮らしを送れるんじゃないかな〜ってわたしは思います。

これからもみなさんの暮らしに役立つネタを紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。