リフォームにはいくらかかる?予算内で快適な暮らしを送る方法

こんにちは、ぞのちゃんです。

築何十年もの家で暮らしていると、家のどこかが壊れてしまったり、汚れが目立ってきたりして、メンテナンスする必要が出てきますが、やっぱりそれなりに費用もかかってしまいます。

わたしたちも仕事でハウスクリーニングに伺う前に、お客さんと打ち合わせをして予算に合った金額内でお客さんに無理がないようにしています。

でも、たまに

「やっぱり取り替える(張り替える)ことにしたのでハウスクリーニングは遠慮しときます。」

って断られることもあったりします。

たしかに、わたしたちも掃除する前の依頼場所を確認したときに、

「これは取り替えた(張り替えた)方がお客さんにとってメリットあるな〜。」

って思うときがあるので、そのときはリフォームをオススメしています。

でも、何に悩んでいて、何をどう解決したいのかで、ハウスクリーニングで済ませられる場合もあるし、もうちょっとお金をかけてリフォームした方が良かったりもします。

悩み別にハウスクリーニングが良いのか、リフォームが良いのか、わたしなりの考えを紹介していきます。

リフォーム、ハウスクリーニングの相場が気になる

1つの目安として、【住宅の平均築後年数は30年】というデータがあります。

これはあくまでも目安なので、人ぞれぞれだと思いますが、たしかに築30年も経つと家の傷みが気になったりだしたり、住んでいる家族構成が変わってくるのでリフォームを考える時期を迎えると思います。

そんなリフォームには、やっぱりそれなりの金額がかかるので、簡単にリフォームしよう!って行動することって難しくて、リフォームに踏み切るまでにけっこう金額について調べると思います。

また、リフォームまでせずにハウスクリーニングで悩みを解決できることもあります。

リフォームとハウスクリーニングの相場を理解してから、自分に合った方を選択してみると良いと思います。

リフォームの相場

□在来の浴室をユニットバスにリフォームする場合

土台や木部の交換が必要だったり、配管工事も必要なので、機器代金に50〜100万円かかりつつ、工事費用に約50万円かかっちゃうと思います。

そのほかにも、

シャワーヘッドや水栓の取り替えだと、

機器代金にそれぞれ1万円ぐらいずつかかりつつ、工事費用に約1万円かかったり、

浴室暖房乾燥機の取り付けだと、

機器代金に5〜10万円かかりつつ、工事費用に約5万円かかっちゃいます。

□トイレの本体を取り替える場合

和式のトイレを洋式に取り替える場合は、段差を整えたり、解体・配管・便器取り付けなどの基本工事だけで、20万円ぐらいはかかっちゃうと思います。

便器と便座だけのシンプルな取り替えだと、約5~10万円

タンクレス、自動フタ開閉、全自動洗浄などといった機能が充実しているものだと、約20~30万円かかっちゃう感じです。

とにかく、リフォームには機器代金もかかりつつ、工事費用もかかるので、将来を見据えて慎重にリフォーム計画は立てていった方が良いですよね。
日本全国で実績多数|リフォーム比較プロ

ハウスクリーニングの相場

□浴室をまるごとキレイにする場合

浴室には水垢やカビといった汚れがつきやすく、長年放置しすぎた汚れは落としきれいないこともあるし、素材自体が変色してしまっていることもあり、思ったように落としてもらえないこともあるかもしれません。

相場は12,000円〜18,000円のようですけど、安くでしてもらえる業者には注意が必要です。

そこまで技術がなかったり、実際には作業する範囲が狭かったりもありえます。

結局オプションで様々な掃除を追加することになったり総額が高くなってしまうこともあるので、事前に希望を伝え掃除内容を把握しておくと良いと思います。

□トイレの便器をキレイにする場合

トイレの便器は汚れが落とせなくなって困るだけでなく、臭いが取れなくなって困っていることもあると思います。

トイレの便器掃除の相場は6,000円〜9,000円といったところです。

トイレに限らず、汚れがひどい場合は追加料金もかかります。

また、業者によっては早く済ませようと雑なことをするところもあるので、十分にお気をつけください。

次のような悩みがあるならリフォームをした方が良いです

金額的には、リフォームするよりもハウスクリーニングで解決できる問題ならハウスクリーニングで安く済ませた方が良いです。

でも、ハウスクリーニングでは解決できない問題もあります。

ハウスクリーニングは掃除がメインなので、掃除で問題が解決しそうなこと以外はリフォームが良いです。

リフォームした方が良いパターンを紹介します。

□機能性が悪くて使いにくい

年をとってくると、体も思うように動かしにくく、様々な不自由を感じるようになってきます。

そんなときは、生活しやすいように機能性を重視したり、手摺りを取り付けたり、広く使えるようにリフォームしてみると良いです。

□掃除に手が行き届きにくい

これもまた、年をとってくると掃除に手が行き届きにくくなり、汚れが目立つようになってきます。

汚れが目立って不快に感じていたものを取り外し、汚れを落としやすい素材のものにリフォームしてみるのも良いと思います。

□ズレや亀裂があって危ない

築十数年だと劣化も進み、屋根や外壁にズレや亀裂が見つかってくるかと思います。

安全に暮らすためにも、不安を取り除き、家と一緒に長生きできるようにリフォームしてみるのも良いですよね。

また、リフォームには様々な【助成金制度】があります。

【介護リフォーム】【バリアフリーリフォーム】【耐震リフォーム】【省エネリフォーム】などあるので、地元の役所に確認して、ぜひそういった助成金をフルに活用して暮らしに役立ててみてください。

次のような悩みがあるならハウスクリーニングで間に合います

ハウスクリーニングで解決できる問題なら、高額なリフォームはしなくても良くなります。

□臭いや汚れが気になる

臭いは汚れが原因で発生してしまうので、汚れを落とせれば臭いに悩むことはなくなります。

そこまで費用をかけずに、新品のように快適に使えるようになれたりもします。

業者によって技術に差があるので、絶対に悩みが解消される訳ではないと思いますが、キレイになれば臭いも気にならなくなります。

ただし、トイレの換気扇が壊れていてトイレの臭いに悩まされている場合は、換気扇の取り替えといったリフォームが良いです。

□劣化は進んでいないけど、汚れが目立つ

劣化は進んでいないけど、汚れが目立ち自分では落とせない場合は、プロの技術でキレイにしてもらうとストレスもなくなり、快適になります。

汚れが目立つぐらいなら、リフォームよりもハウスクリーニングの方がお金の負担の少なくて済むのでハウスクリーニングをオススメします。

毎日一生懸命に掃除していても、水垢がついてしまったり、カビが発生してしまったりするものです。

頑固な汚れはプロにお願いして、気持ちよく過ごせるようになったら良いですよね。

目的と予算をしっかりと伝えましょう

暮らしを快適にしたいという目的があって、リフォームかハウスクリーニングを依頼すると思いますが、予算によっては思い通りにいかず、断念しなきゃいけないこともあると思います。

なので、目的と予算ははじめのうちにしっかりと伝えておきましょう。

追加でどんどん金額がプラスされていくこともあるので、追加になりそうなときは目的と予算をもう一度思い出し、業者の思う壺にはまらないようにするのもめっちゃ大事です。

最初から目的に応じて、いくつかのプランも提案してもらえれば、結果的に満足のいく良い仕上がりになるプランを選択できると思います。

これから先も、長くお世話になる家な訳ですから、リフォームやハウスクリーニングを依頼するときは無理のないプランを選び、いつまでも快適な生活を送れるように、暮らしを整えていきましょう。