こんにちは、ぞのちゃんです。
掃除の会社で働いているので、掃除に悩むお客さんの話をよく聞きますが、みんなに共通していることがあります。
それは、「どうしても掃除が続かない」ってことです。
みんな、毎日仕事をしながら家事をしてたりなので疲れてたり、最初はやる気があっても日に日に掃除が面倒になってとうとう掃除をしなくなるっていう感じです。
そんな人にとって、1日たった1箇所小さな掃除をしてきれいな暮らしを送れるようになる【こそうじ】はめちゃくちゃ憧れるものだと思います。
でも、正直なところ【こそうじ】を続けるのはシンドイ部分もあります。
「こうすれば、もっと【こそうじ】は気軽に続けやすくなりますよ!」ってポイントを、掃除のプロ目線でお伝えしていきます。
【こそうじ】は掃除の範囲が広がらないように気をつけよう
【こそうじ】って、掃除する場所や物をリスト化して、順番にやっていく感じです。
小さな掃除だけど、汚れ具合によっては時間がかかるときもあれば、短時間でアッサリと終わらせられるときもあります。
短時間でアッサリと終わる掃除なら、掃除しやすいのもあって汚れが溜まってしまうという問題は起こりにくいです。
けど、良く使う場所や物は汚れやすいのでマメな掃除が必要になってきて、一気に掃除のハードルが上がってしまいます。
「この間掃除したばかりなのに、また掃除しなきゃいけないのーーー!」ってなっちゃいます。
そういった場所や物は、せめて掃除する範囲が広がらないように掃除してみると掃除にかかる時間を短縮することができ、掃除がラクになります。
例えばですけど、キッチンをよく泡立つ食器用洗剤を使って掃除したとします。
泡立ってしっかり掃除できているように思えますけど、泡が完全になくなり、ベタつきもなくなるまでよく水ですすいだり水拭きする必要がでてきます。
となると、どんどん水は周りに流れて広がったり、水しぶきが周りに跳ねたりで、結局は掃除する範囲が広がっていってしまいます。
この問題を解決するには、無駄に泡立たない、水ですすぎ必要のない洗剤を使うことです。
食器用洗剤には界面活性剤が含まれているものが多いので、よく泡立ちます。
なので、食器を洗う分には食器用洗剤で良いですけど、キッチンの掃除にまで食器用洗剤を使うのはどうかと思います。
キッチンには、界面活性剤を含んでいない【重曹】や【アルカリ電解水】を使った掃除がオススメです。
【こそうじ】がはかどる、掃除がしやすくなる洗剤の紹介
毎日の積み重ねが良い結果につながる【こそうじ】。
その【こそうじ】を無理なく続けるには、掃除のしやすさが大切です。
【こそうじ】に役立つ洗剤について紹介していきます。
界面活性剤を含まない【重曹の使い方】
【重曹】は粉末で水に溶けにくい性質があるけど、油汚れに効果的です。
重曹小さじ1杯に対して水100mlの割合で重曹水を作り、油汚れに吹きかけてみると油汚れを落とすことができ、きれいに掃除することができます。
ただ、重曹で作った重曹水を使った掃除のあと、しばらく経つと乾き、白い結晶が浮き出てくるようなことがあります。
もう一度水拭きすれば落とすことはできますが、これは重曹が水に溶けきる量で重曹水を作っていないことが原因と考えられます。
重曹を掃除に使うときは、水に溶けきる量を使うことがめっちゃ大事です。
また、重曹3水1の割合で作る重曹ペーストだと、より油汚れに密着させることができ、より効果的な掃除ができるようになります。
界面活性剤を含まない【アルカリ電解水の使い方】
【アルカリ電解水】は液体で原液のまま使うことができたり、水で薄めて使ってみてもけっこう洗浄力が高いままなのでオススメです。
水を特殊な方法で電気分解して作られるアルカリ電解水は、汚れに反応したら水の性質に戻り、乾いたあとに白い結晶のようなものは残りません。
拭き上がりもサラサラとしてるし、手間もかからないのでより気持ち良く掃除を終わらせることができます。
アルカリ電解水は、重曹よりも油汚れに強力に働いてくれます。
手が届きにくくて掃除しにくい魚焼きグリルの部分も、直接スプレーして、汚れが浮き上がってきたらマイクロファイバークロスで拭き取るだけできれいにすることができます。
重曹は金額も安く購入しやすいです。
でも洗浄力が高い方で、掃除をもっとラクしたいのであれば、重曹よりもアルカリ電解水の方が断然オススメです。
界面活性剤を含んでいない洗剤で【こそうじ】すれば、無駄に掃除の範囲を広めることもなく、掃除にかかる時間をかなり短縮することができます。
そして、毎日のこそうじのハードルも下がり、よりきれいな暮らしに近づきやすくなります。
【こそうじ】ではついでに〇〇の掃除もするのは避けよう
「ここまで掃除できたから、ついでに〇〇の掃除もしちゃおう!」っていうのはあまりオススメしません。
なぜなら、そのついでの〇〇の掃除をしてしまったばっかりに、その日1日のスケジュールがおかしくなってくるかもしれないからです。
すぐに終わらせられる掃除ならまだ良いかもしれませんが、かんたんに終わらない掃除なら次の機会に回した方が良いです。
掃除がうまくいかなかったことがキッカケで、その後の掃除が面倒に思えていてしまうこともあります。
掃除は気持ちよく終わらせられるタイミングで終わりにしておきましょう。
そして、こそうじの計画を立てるときも、詰め込みすぎないように、心にゆとりを持てるぐらいにしてみてください。
【こそうじ】をした結果、将来的な不安がなくなる
【こそうじ】を毎日積み重ねると、将来的な不安がなくなり、良いことがたくさん待っています。
基本、汚れがひどくなることがないので、大掛かりな大掃除をしなくても済むようになります。
年末はなにかと忙しいから掃除ができず、けっきょくずっと掃除を先延ばしにしてしまったって人もいるかもしれません。
けど、日頃から【こそうじ】でいろんな掃除を続けていくことで、大掃除をする必要がなくなります。
忙しい年末のスケジュールにも余裕もでき、年末のイベントを目一派楽しめるようにもなります。
また、汚れが落ちなくて生活に支障が出ることがなくなります。
生活に支障が出はじめると、掃除のプロに掃除の依頼を考えたり、リフォームまでしなきゃいけなくなることだってあります。
プロに掃除を依頼したり、リフォームをしなきゃいけなくなったりすると、相当費用もかかってしまいます。
でも、それらの不安は【こそうじ】をすることでなくなります。
劣化が進んでしまったら取り替えが必要になるでしょうけど、無駄に費用は掛けてほしくないです。
今回紹介した、無理のない【こそうじ】の方法を参考にしていただき、よりあなたの暮らしが快適になると嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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