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コロナ禍での大掃除の仕方

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こんにちは、ぞのちゃんです。

大掃除の季節を目前に、コロナ禍での大掃除の仕方について相談を受けることが多くなってきました。

  • これまでの大掃除の仕方では不安
  • 安心できる大掃除の仕方を知りたい
  • 職場で安全な大掃除の仕方をみんなで共有したい

など、コロナの影響で今まで普通にしてきたことが普通にできなくなり、毎年職場のみんなで協力し合ってやってきた大掃除にも不安を感じてしまう人も多いと思います。

大掃除中は感染のリスクを減らすためにマスクや手袋の着用や密を避けるのはもちろんですけど、そのほかで気をつけるポイントをまとめてみました。

この記事があなたの不安を取り除き、安心して大掃除できるように役立つと幸いです。

目次

コロナ禍では今までの大掃除の仕方では良くないの?

これまでの大掃除の仕方では、ウイルスの付着を余計に拡大させてしまうかもしれないデメリットがあります。

なので、コロナ禍での大掃除では今までとは違った目線で気をつけなければいけないポイントがあります。

汚れを落とすことだけを目的とするのなら、これまでしてきた大掃除の仕方で良いと思います。

しかし、感染を防ぎみんなが安心できる空間にするためにはコロナ禍ならではの大掃除が必要です。

換気はどうすればいいの?

これまでの大掃除では、掃除する前から窓を全開にし換気していました。

大掃除に限らず、掃除するときは窓を開けてって言われてきました。

しかし、コロナ禍ではもちろん換気は大切ですけど、窓を開けることで風がホコリやウイルスを舞い上げてしまうので気をつけなければなりません。

舞い上がったホコリやウイルスは、壁やその空間にある様々なものに付着してしまいます。

なので、最初は窓を全開にはせず、ホコリやウイルスを舞い上げないように取り除くことが大切です。

その後に洗剤を使った掃除をするようにし、その際は窓をしっかりと開けて換気をしながら掃除を進めていくと良いです。

大掃除でも除菌・消毒の前に「洗浄」が大事

これまでの大掃除では、目立つ汚れを落とせれば満足でき、それで終了でした。

しかしコロナ禍ではそうはいきません。

コロナ対策として除菌や消毒が当たり前になりましたが、除菌液や消毒液を使って拭けば掃除は終了としている人も多く見受けられます。

新型コロナウイルスの予防対策として手洗いをしっかりしてから消毒といった流れがありますが、掃除も一緒で汚れをしっかり落としてから除菌・消毒しなければ効果的とは言えません。

人がよく触れる接触部分こそまずは汚れをきちんと落とし、その後に除菌・消毒することが大切です。

ホコリや汚れは一方向に拭き取る

コロナ禍での拭き掃除や除菌・消毒では、一方向に拭くという考えはかなり浸透しているように思います。

一方向の拭き方
  • テーブルなどの平面を拭く場合は、奥から手前へ一方向で拭く
  • 筒状のものはクロスでぎゅっと包むように握り、後戻りしないように拭く

クロスを往復させるような拭き方では十分にホコリや汚れを拭き取れず、汚れを右往左往させてしまうだけです。

超極細繊維でできているマイクロファイバーのクロスやモップでホコリが舞い上がらないように拭き取ることで、よりホコリや汚れを回収しやすくなり汚れを残さずに済むようになります。

化繊ハタキは上から下へ動かす

手が届きにくい高い場所や壁などは、化学繊維でできているハタキを使って静電気の作用でホコリを吸着すると良いです。

だからといって、早い動きだとホコリが舞い上がりやすくなってしまいます。

ホコリが舞い上がらないように、焦らずに上から下へゆっくりと動かしてみてください。

トイレの便器は最後に掃除する

感染リスクが高いと言われているトイレ。

そんなトイレを掃除をするときって、「どこから掃除すれば良いのかわからない!」って人も多いと思います。

きれいになれば順番なんて関係ないって思いがちですけど、順番って大事です。

トイレ掃除の順番は「壁→床→便器」の順番が理想的です。

まずは壁や床のホコリや汚れが舞い上がらないようにマイクロファイバークロスやお掃除シートで拭き取り、そのあと洗剤を使って汚れを落としていきます。

トイレの換気扇を掃除するときは、壁の掃除をするのと同じタイミングで進めると良いです。

その後に便器の掃除をしていきます。

拭き掃除に使うクロスやお掃除シートが勿体無いからって1枚で済まそうとはせず、汚れたらこまめに取り替えてください。

特に人が触れるドアノブ、便座ボタン、リモコンボタンなどは想像以上に汚れています。

十分に汚れを落としてから除菌・消毒するようにしてください。

さらに、トイレを流すときは蓋を閉じてから流すことで、ウイルスや菌を含んだ飛沫や汚れをトイレ中に撒き散らさずに済みます。

トイレを使ったら蓋を閉じてから流すってことを習慣づけると、感染リスクも下がるし掃除もラクになるので良いですよ。

また、布ものはウイルスや菌の住処になりやすいのでトイレや水回りには置かないようにした方が良いです。

床を清潔にすると感染予防につながる

わたしは清掃業界で働いていますが、この業界にいると様々な医療機関の汚染状況を知る機会があります。

「汚染しやすいのは患者のマスクや医療関係者の手袋などでは?」って思われる人も多いと思いますけど、実はそうではなくて、空気フィルターや床だということがわかっています。

コロナウイルスは病院の床に蓄積されやすく、それが医療関係者の靴の裏に付き、歩いて各部屋に行けばウイルスは拡散され、空気中に舞い上がってフィルターに回収されているのではないかということです。

ということは、床を清潔にすることってかなり重要なことですよね。

床掃除もホコリやウイルスを舞い上がらせないように

床の掃除もホコリやウイルスを舞い上がらせないようにすることが大切です。

マイクロファイバーのモップでホコリや汚れをしっかり拭き取り、落としにくい皮脂汚れや油汚れなどの汚れは洗剤を使って落とすと良いです。

また、ホコリや汚れを拭き取るときは、水拭きと乾拭きどっちが良いのか悩みますよね。

清掃業界的にはホコリや汚れを舞い上げにくくなる水拭きの方が推奨されています。

ホコリが舞い上がりにくいところであれば、乾拭きも十分にありだと思います。

あと、「スプレーモップ」ってとても便利です。

タンクに入れた洗浄液を床にシュシュッ!とスプレーしながら皮脂汚れや油汚れを落としていけます。

中腰になったり、膝をつきながらの掃除って大変ですよね。

そういった負担も減らしてくれるので「スプレーモップ」オススメです。

「HEPAフィルター」搭載の掃除機を使う

床掃除をする際、掃除機をかけることも多いと思います。

しかし、掃除機をかけることで掃除機からの排気が室内を汚してしまうことがあります。

掃除機の中でも「HEPAフィルター」搭載のもの(日本産業規格JISに定められている条件を満たしたもの)だったら0.3μm(ミクロン)の微粉塵を99.97%捉えてくれると言われているので掃除機を使うなら「HEPAフィルター」搭載のものが良いです。

清掃業の現場でも「HEPAフィルター」搭載の掃除機はよく使われています。

たまにトイレに掃除機をかけるという人もいますけど、掃除機による排気のことを考えるとトイレに掃除機はかけない方が良いかなーって思います。

ただでさえトイレの床にはウイルスや菌がいっぱいで、その中で掃除機をかけると感染を広げてしまうことにつながります。

掃除機をかけるなら「HEPAフィルター」搭載の掃除機で二次感染を防ぐ掃除をしていきましょう。

ギーモ 掃除機コードレス 2段階モード14000Pa 強力吸引 PM0.1高密度HEPAフィルター 2way ハンディ スティッククリーナー 軽量 GeeMo K14
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手間のかからない洗剤を選ぶ

モコモコに泡立つ界面活性剤を含む洗剤で掃除する場合は、十分に水ですすいだり、何度も水拭きする必要があります。

広い床が何部屋もあると余計に手間と時間をかかります。

さらに、掃除したところに界面活性剤の成分が残っていると再び汚れはくっつきやすくなり、その汚れにウイルスや菌が付着していればウイルスや菌の増殖に繋がってしまいます。

家庭用洗剤で界面活性剤を含むものの一部がウイルスの膜を壊してくれるので有効とされていますが、ウイルスばかりに気を取られているとすすぎが不十分だったり、またすぐに汚れやすい状態にしてしまうことにもなります。

そういった理由から、掃除に使う洗浄液は界面活性剤を含まない「電解水」がオススメです。

弊社ではアルカリ電解水「クリアシュシュ」を製造販売しています。

油汚れや皮脂汚れを落とすだけでなく除菌効果もあるので、大掃除の仕上げの除菌にも役立てていただけると嬉しいです。

[keni-linkcard url=”https://cleanxia.jp/lp/clearshushu/”]

コロナ禍だからこそ掃除の負担を減らそう

コロナ禍になってから、普段の掃除にプラスして除菌・消毒の手間がかかってしまい、多くの人が負担を感じていると思います。

こんなときこそ、汚れにくくなり掃除の手間を省いてくれる「コーティング」をしてみるのはいかがでしょうか。

大掃除のあとのきれいさって長く持続させていきたいですよね。

水回りは特に水垢がついてしまうと厄介です。

掃除の負担を減らしながら、健康的な生活を送れるように、ぜひコーティングを検討してみてください。

[keni-linkcard url=”https://pocchi.jp/2020/08/08/hydrophilic-coating/”]

コロナ禍での大掃除に大切なこと

コロナ禍での大掃除では不安に思うこともありますが、

  • ウイルスを含んだホコリや汚れを舞い上げないようにする
  • 汚れを落としたあとに除菌・消毒する

    これらのことをすることで、感染リスクを抑えながら安心して大掃除することができます。

    大掃除したからといっても、生活していれば次第にウイルスや菌は様々なところに付着していきます。

    なので、継続して除菌・消毒は必要です。

    除菌・消毒もやはり清潔な状態にしてからでなければ効果的ではありません。

    日常的に清掃と除菌・消毒をセットとして考え、いつまでも健康的な生活を送っていただけるようにこの記事が役立てていただけると幸いです。

    弊社で製造している除菌・消臭に効果的な微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)はこちらになります。

    塩素濃度50ppmと200ppmを扱っていますので、よかったら掃除のあとの除菌にお役立てください。

    微酸性次亜塩素酸水(微酸性電解水)「除菌ジアカインド」

    この記事を通して、コロナ禍での大掃除に不安を抱えている方の悩みが解消され、健康的な暮らしのお手伝いができれば幸いです。

    長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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    この記事を書いた人

    宮崎県高原町という田舎で、創業44年のお掃除の会社 有限会社クリンシアを経営している、中堂薗孝二と中堂薗歩美です。
    中堂薗と書いて「なかどうぞの」と言います。
    夫の方を「なかちゃん」、妻の方を「ぞのちゃん」と気軽に呼んでもらえると嬉しいです。
    なかちゃん激似の母親が創立した会社を、なかちゃんが30歳のとき2代目として引き継ぎ、今年で10年経ちました。
    なかちゃんは、「病院清掃受託者責任者」「清掃作業監督者」「清掃作業従事者研修指導者」「建設物環境衛生管理技術者」といったさまざまな資格を持っています。
    その一方、ぞのちゃんは結婚当初、掃除が苦手で、清掃現場での清掃経験ゼロ、資格なしで会社の中でも落ちこぼれで足を引っ張る存在でした。
    それでも、2015年から掃除を鬼勉強しはじめ、暮らしに取り入れやすい汚れの落とし方や、洗剤の便利な使い方などをSNSで情報発信し続けてきたことで、清掃業界の専門誌「ビルクリーニング」から執筆の依頼がきたり、他業種からも掃除方法の執筆依頼を受けるようにもなりました。
    住まい・暮らしの情報メディア「LIMIA」では、ランキングユーザー部門1位を獲得したり、掃除用品のネット販売だけで、毎月100万円以上の売り上げを出しています。
    また、お菓子作りやパン作りも好きでよく作っているので、掃除ネタだけでなく楽しいレシピなどもたまに紹介していきます。
    様々な方向から、暮らしに役立つ情報を執筆していきますので、どうぞよろしくお願いします。

    【有限会社クリンシア】〒889-4412 宮崎県西諸県郡高原町大字西麓335−2 TEL:0984-42-1972

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