浸水した家屋は感染症対策を!浸水後の掃除で気をつけるべきポイント【消毒】が重要

こんにちは、ぞのちゃんです。

2019年10月12日に関東甲信地方を直撃した台風19号は、各地に深刻な浸水被害をもたらしました。

遠く離れた宮崎に住んでるわたしも、ニュースを見るたびに連日辛い気持ちです。

わたしも小さい頃水害に遭いましたが、親戚の家ではかなり浸水しちゃって数日後に片付けのお手伝いに行ったことがあります。

まだ子供だったので、大したお手伝いもできなかったんですけど、柱の1メートルぐらいのところにここまで浸水したって跡が残っていて、臭いも残っていたことを今でもしっかりと覚えています。

今回の台風被害は、わたしが子供の頃に経験した水害よりずっと悲惨だったと思います。

厚生労働省のホームページでも、二次被害が出ないように感染症対策や清掃時の注意事項が発表されていました。

少しでも被害に遭われた方々の参考になればいいなと思いながら、わたしなりに感染症対策に必要なポイントや清掃のときに気をつけるポイントをまとめてみました。

どうぞお読みください。

浸水した家屋の感染症対策

厚生労働省ホームページより
出典 厚生労働省ホームページ

厚生労働省のホームページでも、感染症予防のための呼びかけをしていました。

浸水した家屋は、細菌やカビが繁殖しやすくて、感染症にかかってしまう恐れがあります。

これって、脅しじゃなくてほんとにほんとです。

なぜなら、家屋は台風による雨水だけでなく、泥や下水道の汚水などが混ざった汚れた水で浸水してしまっていて、細菌がすごいことになっているからです。

なので、浸水したときの掃除って、健康を守るためにも水拭きして乾燥させそれで終了って訳にもいきません。

感染症を予防するための処置が必要で【消毒】がとても大切なんです。

感染症を防ぐためには、【次亜塩素酸ナトリウム】を適度の濃度に希釈した消毒液に漬け込んだり、消毒液を含んだ布で拭いたり、空間噴霧する必要があります。

それぐらいしないと感染症を防ぐためのほんとの【消毒】はできません。

ただの水拭きでは臭いもなかなか取れないと思いますが、【次亜塩素酸ナトリウム】には除菌効果だけでなく消臭効果も高いので次亜塩素酸ナトリウムを使った拭き掃除はかなり効果が期待できます。

色褪せや腐食などにより次亜塩素酸ナトリウムが使えない場合は、除菌のスピーディーさや効果はちょこっと落ちますが、【消毒用アルコール】や【10%塩化ベンザルコニウム(逆性石けん)】なども効果的です。

市町村によっては、消毒用の消石灰を配布しているところもあります。

役場に問い合わせて、ぜひ消毒に役立ててみてください。

心も体も疲れ切ってなかなか作業が進まなかったり、大変なことがまだまだ山積みかもしれませんが、二次被害が出ないような掃除をしていただきたいです。

浸水した家屋の清掃作業中に気をつけること

出典 厚生労働省ホームページ

浸水してしまった家屋の掃除をする際には、

・厚手で丈夫な手袋、底の厚い靴を着用

・長袖など、肌の見えない服装を着用

・ゴーグルとマスクを着用

で作業するようにしてください。

なぜなら、浸水した汚水の中にはケガにつながる危険なものも含まれていたりして、気づかないうちにケガをしてしまいその傷口から感染してしまうこともあるからです。

医療機関でしっかり治療しないと、最悪死亡なんてこともあり得ます。

また、傷口からの感染だけでなく、目や口からの感染症にも気をつけなければなりません。

ゴーグルやマスクを常に着用して作業してください。

助かった大事な命を、ここで危険な目に遭わせる訳にはいかないですよね。

浸水被害の掃除をする場合は、必ず自分の身を守りながらするようにしてみてください。

浸水被害での感染症予防に最も重要なこと

出典 厚生労働省ホームページ

浸水被害に遭ってしまうと、その後感染症のリスクが高まってしまいます。

なぜなら、浸水した水の中には細菌が多く含まれているからです。

なので、細菌に感染しないように感染対策として【消毒】がとても重要です。

感染症を防ぐためには、次亜塩素酸ナトリウムを適度の濃度に希釈した消毒液に漬け込んだり、消毒液を含んだ布で拭いたり、空間噴霧する必要があります。

また、地域によっては消毒用の消石灰を配布しているところもあります。

役場に問い合わせて、感染症対策に役立ててみてください。

そして、作業をする際は、ケガをして傷口から感染してしまったり、目や口からも感染しないように、自分の身の安全にも気を配りながら作業するようにしてください。

今回の台風19号による被害は、信じられないぐらい残酷なものでした。

わたしもいつかは、自然災害にこてんぱんにやられて、絶望を味わうかもしれません。

けど、助かった命を大切にし、復興を目指し強く生きようと思っています。

被害に遭われた方々の心の傷は想像以上に深かったり、前みたいな暮らしに戻るのには時間がかかるかもしれませんが、一日も早い復興を祈っています。

最後に、

浸水に遭われた方々が感染症で苦労することなく健康的に暮らせるように、次亜塩素酸水で身を守っていただけたらと思います。