掃除のプロが勧める!汚れ具合に合った掃除用洗剤の【選び方】と【使い方】

こんにちは、ぞのちゃんです。

ある時掃除のスイッチが急に入り、評判が良く気になる洗剤を購入してみたけど

この洗剤は思ったほど効果なかったとか、

テレビで有名な人が落ちるって言ってたのに落ちなかったとか、

「うわー!騙されたーー!」って思うときもあるかもしれません。

けど、そういうときって何か見落としがあるかもしれません。

  • ほんとにあなたが落としたい汚れにその洗剤は合っているのか
  • あとちょっとの工夫で汚れは落ちるかもしれない

この辺を深掘りして、諦めずにもう一度掃除したらキレイになる方法を今回まとめてみました。

掃除を通してあなたの暮らしがより豊かになるように、参考に読んでいただけると嬉しいです。

「カンタンに汚れが落ちてます」っていうのは嘘っぽい

毎日掃除できている人もいれば、なかなか掃除できずに1週間に1回掃除できれば良い方って人もいるかもしれません。

いや、もっと掃除するタイミングがなくて1ヶ月近く掃除できない人だっているかもしれません。

そうなってくると、掃除できていないところの汚れ具合は家によってバラバラですよね。

なので、汚れ具合によって掃除にかかる時間に差が出てくるのも当たり前で、

「この洗剤でこんな汚れもカンタンに落ちます!」

ってテレビで有名な人が絶賛されたものでもなんだか嘘っぽいし、自分の家の掃除ではうまくいかないことが多いのも事実です。

それに、テレビなどで洗剤の威力を伝えるために準備しておいた汚れって人工的に作られたもののように見えませんか?

スルッとカンタンに落としやすい汚れがほとんどで、わたしたちのリアルな暮らしから生まれた汚れには程遠かったりもします。

あなたのリアルな暮らしから生まれた汚れを効果的に落とす、洗剤の賢い使い方を紹介していきます。

①汚れに合った洗剤を選ぼう

洗剤だったらどんな汚れでも落とせる訳ではないです。

掃除が苦手だった頃のわたしは、洗剤を使い分けることで汚れが落ちやすくなるなんてまったく知りませんでした。

だから、結構汚れてきてるのに今まで使ってきていた洗剤をいつまでも使い続けたり、そこまで洗浄力が高い訳でもない中性の洗剤を使い続けたりしていました。

けど、今まで掃除に使ってきた洗剤で汚れが落ちなくなってきてるのに、その洗剤を使い続けるのって意味ないですよね。

一般的に中性の洗剤で落とせる汚れはまだ汚れが軽いときには有効ですけど、頑固でひどい汚れになってきたら中性の洗剤ではまったく落とせません。

キッチンやお風呂でも軽い汚れですぐに掃除できれば、中性の洗剤でもキレイにできます。

しかし、ひどい汚れとなると中性の洗剤でキレイにするなんてほぼ無理です。

例えばですけど、

キッチンが油汚れでひどくなってきたら、アルカリ性の洗剤

お風呂や洗面台が白く水垢が目立ってきたら、酸性の洗剤

を使った掃除は、汚れを落としやすくしてくれるので時間もかからず掃除をラクにしてくれます。

逆に洗剤と汚れの相性が合っていなければ、どんなに時間をかけて掃除しても汚れは落とせません。

アルカリ性の洗剤では水垢は落とせません。

酸性の洗剤では油汚れは落とせません。

洗剤はなんでも使いまくるのではなく、汚れと相性の良い洗剤は何なのかを理解して掃除に取り入れていくと汚れは落としやすくなります。

洗剤の裏パッケージや商品説明で使用用途をしっかり確認し、洗剤の液性まで把握することで頑固な汚れにも効果的なのかを知ることができます。

落ちない汚れにいつまでも悩まされないように、ぜひ洗剤の液性まで確認してみてください。

②洗剤を吹きかけた後は時間をおく

洗剤を汚れに吹きかけたり塗り広げたあとにすぐに拭き取るのは、あまりオススメしません。

なぜかというと、洗剤って時間をかけて汚れに反応させた方が汚れを緩ませて落としやすくしてくれるからです。

なので、洗剤を汚れに吹きかけたり塗り広げたあとにしばらく時間をおいた方が汚れは落としやすくなり、あなたが掃除で苦労するようなことはなくなってきます。

ただ洗剤を吹きかけたり塗り広げるだけでなく、湿布のようにピッタリと洗剤がくっつくようにラップで覆ってみるのも効果的です。

洗剤を吹きかけたり塗り広げたあと、そのまま長く放置しておくと次第に洗剤は蒸発していってしまいます。

なので、ラップで洗剤の蒸発を防ぎながら、汚れに洗剤が反応しやすいようにしてみるとより汚れは落としやすくなります。

キッチンペーパーを湿布のように貼るって人もいるかもしれませんが、キッチンペーパーだと洗剤は蒸発しやすく時間が経つと湿っていたはずのキッチンペーパー自体が乾燥してしまっていることも多いです。

なので、キッチンペーパーよりもラップを使った方が汚れに効果的です。

ただし、長い時間洗剤が付きっぱなしだと塗装が剥がれることもあるので、様子を見ながら時間を長く伸ばしていってみてください。

③1回で落ちなくても2〜3回繰り返してみる

テレビなどで「この洗剤はカンタンに汚れを落とします!」などと紹介されている洗剤でも、あなたのリアルな暮らしから生まれた汚れまで1回の掃除でカンタンに落とすとは限りません。

でも、1回の掃除でまったく落ちなかったということはそこまでないのではないでしょうか。

ちょっとは汚れが落ち始めるはずです。

水垢の掃除に油汚れに効果的なアルカリ性の洗剤を使ってしまっているとか、洗剤の液性を理解しないまま掃除をしてしまっている場合はまったく汚れは落ちないでしょう。

けど、汚れと相性の良い液性の洗剤なら1回で諦めるのではなく、2〜3回繰り返し掃除すれば汚れは落ちやすくなっていきます。

それにプラスして、洗剤が汚れに反応しやすいように時間もおいて繰り返し掃除することで汚れは緩みやすくなりさらに落としやすくなります。

ずーっと長く掃除せずに頑固な汚れにしてしまったものを、たった1回洗剤を吹きかけたり塗り広げて落とすとか、一般家庭向けの洗剤では結構無理な話です。

強力な洗剤の使い方や安全な掃除の仕方をマスターした専門の掃除業者じゃなきゃ、頑固な汚れをすぐに落とすのは難しいです。

掃除のプロでも、素材を傷めないように安全な掃除ができるようにいきなり強力な洗剤を使ったりはせずに、洗剤を変えながら適した洗剤を選びながらキレイにしていってます。

一般家庭向けに販売されている洗剤は、難しく考える必要がなく誰でも掃除しやすいように、問題が後から起こってしまわないように安全面も考慮して作られています。

1回で落ちなくて「この洗剤まったく効果なかった」って諦めてしまわずに、2〜3回繰り返し掃除することで頑固な汚れは次第に落としやすくなってくるので、ぜひ繰り返し掃除してみてください。

スッキリとした気持ちで掃除を終わらせよう

せっかく掃除に時間を費やしたのにキレイにできないと「もう掃除したくない!」って思ってしまうかもしれませんが、ちょっとだけ掃除の仕方を工夫すれば汚れは落としやすくなります。

①汚れと相性の良い洗剤を選ぶ

②洗剤を吹きかけたり塗り広げたあとは、汚れに反応しやすいように時間をおく

③1回で諦めるのではなく、2〜3回繰り返し掃除する

この3つを意識することで、汚れは落としやすくなり、掃除に不満を抱えることなくスッキリと気持ちよく掃除を終わらせられます。

この記事があなたの掃除の悩みに役立つと幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。